aeonについて語りたい
aeonっていっても大型ショッピングモールのイオンじゃないよ。KinKi Kidsのaeonだよ。
Mアルバムで聴いた頃から「これやべぇやつだ」って思ってたし、コンサートで絶対歌わないやつだろうなって思ってたんですが、まさかのコンサートで歌ったんですよねぇ。あの衝撃ったら。
特にMコンのaeonは天下一品なんだなぁ。
光一さんのベルベットボイスが織り成す贅沢なファルセットから始まり、剛くんの情緒たっぷりなエバーグリーンの声がそれを継いで、からの、ため息が出そうなほどの美しい照明の中歌う二人の甘やかな声の波が心地よすぎて。
国の無形文化財にどうですかね。KinKi Kids。
ダンサーさん挟んで背中合わせで、違う永遠を見据えながら切なく儚く歌う姿が素敵で仕方ない。
あと相方が歌ってるときにただひたすら美しく舞うお互いの姿が素敵すぎる。
そのあとに並んで二人で踊りながら永遠を語るように歌ってるのがまた……そして途中で主人公の思いが交錯するかのように二人が入れ替わるところが……素敵で素敵で……。
君を愛してたことと僕の半分が消えるだけ、ただそれだけだから別れて良かったんだと全てを受け入れた上で強がる主人公の思いと、一瞬を永遠にしたかったと静かに涙をこぼしてさよならを選べずにいる主人公の思いが交錯して、けど交わらずに……そんな二つの永遠への諦観と後悔が見えるような……そんな感じで。
大サビの「ただ」で胸をとんっとする振りもそう思える。繊細でほどけそうな強さで胸を抑えるようにする振りがたまらない。諦観も後悔も込められたそれがとても切なくて、こちらの胸を打つんですよねぇ。
あとド性癖なことを言うと、ひらりひらり舞う〜のとこの光一さんの手の動きが好きです。本当に綺麗に舞う人だなと。
あとヘソもよかったよ。
剛くんのダンスも自然に舞ってる感じがとてもよい。表情も悲痛というか、胸をぐっと打たれる感じがしてドツボです。切ない顔する剛くんマジで国宝だから。そう言う顔させたら横に出る人いないから。それこそ相方くらい。
なんかすごいポエミーだけども本当に思ったんです……マジです……。
コンレポ書きながら見てた記憶あるけど、その時のメモも気持ち悪いくらいポエミーだったよ。とても見せられないし黒歴史。
でもここに書いちゃう。
儚く美しく壊れそうな、触れてはいけない繊細なガラス細工のような、切れそうな糸のような、そんな曲を歌いこなせるのはやっぱりKinKiしかいないと思う。私はaeonにその真髄を見た。
何が言いたいかってマジでaeon素敵ってことです。Mアルバム/MコンDVDBlu-ray買ってない人は買ってでも見るべき。推奨します。これは近年稀に見るKinKi。美しさと切なさと儚さを掛け合わせたKinKi Kidsの真髄。硝子の少年が青年になってこんな曲を歌うとは思いもしなんだ。
本当に素敵なので一度ご覧あれ。