アルスマグナに落ちる前
まではKinKi担一本でした。
そこに至るまでの記憶をたどってみる。
ファン歴の始まりは2006年。
私はもともとはYou&J(NEWS、エイト、KAT-TUN複合のファンクラブ)に入り、3組を応援していた。
SHOCKに錦戸くんが出ていたのか、あぁじゃあSHOCKを見てみたい。
そんな軽い気持ちで、その当時出ていたendless SHOCKのDVDを購入し、鑑賞。
そこで無事に光一沼に片足をつっこむことに。
しかし当時はまだ「イケメンじゃん!かっこいい!」くらいにしか思っていなかった。
本格的にこの人が好きだと自覚したのは2006年のミラーコンから少し経った頃。
SHOCKの劇中の曲が歌われていると知り、またもDVDを購入。
そこでのビジュアル、ダンス、歌声、どれ一つとっても完璧と言っていいレベルの男性だった。今までの若手3組とは違うアプローチの仕方。当時若かった私はすぐに虜になり、何度も何度もそのDVDをリピート再生していた。
そこから少しだけジャニーズから離れ、アニオタとしての生活を送っていた私。
それでも心のどこかで「いつかSHOCKを観に行きたい」「光一くんに会ってみたい」という気持ちは常にあった。
本格的に沼に落ちたと自覚したのは、2012年のソロコンだった。
Gravityを引っさげての全国ツアー。地元にも来るし、せっかくファンクラブに入っているのに一度もコンサートに行っていなかったので、この際だしと応募。無事当選。
アリーナで見た初めての光一くんを私は一生忘れない。
テレビの中の人がそこにいることの感動や、それよりも美しい顔、その全てに感動してそこで確実に沼に落ちた。
底なし沼だった。今じゃ温泉だけど。
大興奮で終えたコンサート、じゃあ次はSHOCKだ!とその勢いでその次のSHOCKに応募した。
それも無事当選し、行くことになる。まだ寒い2月のことだった。
……が、これがまた最高で。私があの時見たSHOCKを超える感動はこれから先ないだろうと思う。
感動して泣きじゃくった記憶しかないが、それほどに感動したのだろう。今も泣いてしまうが、あの時ほどは泣けない。
そこまでは茶の間だった私も箍が外れ、どんどんと遠征するようになった。
東京は今や私の庭。
初めてKinKiとして応援し出したのはLコンから。
どうもその当時はソロばっかりの参戦だったせいか、剛くんの存在が私の中で薄く、ただ歌が上手い人だという認識しかなかった。
ところがどっこいLコンでも私は号泣することになる。
二人で揃った時の歌のパワー、誰にも入れない、入らせない二人の完璧さが強く、それで泣いてしまった。
こんなにも人の心を動かす歌があるのだとそこで初めて知り、今もまだそのことに関しては感動し続けている。見るたびに、聴くたびに、人の心を動かして来るKinKi Kidsには完敗だ。
そこからはソロだけでなくKinKiとしてもどっぷり沼に浸かり、今に至る。
今も光一寄りではあるが、立派なftr至上主義になった。
ソロはグループありき、という気持ちだ。
光一さんの生き様を知って切なく胸を打たれた日もあったし、剛くんの人柄や生い立ちを知って泣いたこともある。
それでも、本人たちが本人たちとして立派に生きていることが誇らしく、嬉しい。
それを感じられるからこそ私はKinKiが好きだ。
近頃はアルスも好きだけど、やっぱり根底にあるのはKinKi Kids。
人生の半分くらい好きな人たちを簡単に置き換えることはできない。
それに、どちらにも違った良さがある。それでいいじゃない。みんな違ってみんないい。だからこそ、その言葉をこのブログのタイトルにしました。
そんな感じで今日も生きています。