好きなものを好きなだけ。

KinKi担兼アルス担が自由気ままに語るブログ。

「Endless SHOCK 20th Anniversary」雑感。

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フラゲしました。12時過ぎたので雑感をば。

備忘録的に適当に書き散らしてます。以下より何でも許せる方向けです。ネタバレ自重してません。

 

 

☆好きな所・驚いた所

OPのインスト曲いつの間に変わってたんですか!?(記憶が曖昧すぎる)

2018年くらいからもう変わってましたっけ……最近行けてなかったから全然わかんないんですよね、CONTINUEのとこも全然変わってたし衣装も細かく変わってますね、すごい!

でもやっぱ懐古厨だから前のが好きなんすよね〜〜大桜のインストから入るSHOCK大好きでした〜〜❗️

前は始まりに大桜、それからコウイチが消えるシーンでも大桜だったじゃないですか……ショーの始まりと新しいカンパニーの始まり、ふたつの始まりを示しててすごく好きな……OPでした……。

だけどもこちらも素敵に編曲してあって好きですね。よりしっとり大人になった感じ。こちらもこちらで良きです。


・ニューヨークのシーンで何気なくドルフィンみたいなことしてたコウイチに驚きました。そんなこと出来たん!?みたいな。身体能力すごいですよね、さすがバク転できるだけある。


・ナンバーが追加されまくっててますますミュージカルっぽくなっててよかったですね、繋ぎに違和感がないですし見てて面白い。リカのナンバーも増えてて良かったなと思いました。


・SOLITALY〜ジャパネスクのときのコウイチの顔に前髪が掛かって表情が翳るところが美しかったですね。ビジュアル最高峰でした。前髪長めできれい。


正直、今回のハムレット〜リチャード三世のコウイチは今までのSHOCKのなかで一番好きかもしれないです。

リチャード三世でピンスポに当てられ登場するコウイチが虚ろで美しい。そこからの「やっと不満の冬も去り、……」のセリフの言い回しがすごく影を含んだ言い方で、声が完璧に作り上げられてて鳥肌モノ。こんなにいい演技するようになったんですね……!

その後、刀を引き抜いてタツヤの近くの地面に突き刺すところも鳥肌モノでした。かつて斬られた喉を晒してタツヤに向かって挑発する表情がとにかく美しい。二次元のそれですねマジで。顔面が綺麗。

歳を重ねたからこその艶も出ているなと思いました。流石20年やってるだけあるわ。

あと、シェイクスピアの最後でもそうですし一幕最後でもそうなんですけど、コウイチの手は何も掴めず空を切るんですよね。

最後の大桜の場面でなにかを掴む、その伏線なんですけど、そこの場面に至るまでのその手がホント大好きなんですよね……ラストに意味を持たせる地味な伏線、演出……いちいち映してくれたことに感謝しかない……ありがとうございました……!

 

・やっぱり安定の美しさのリボンフライング、息を呑むラダーフライング(ここでコウイチをずっと見つめてる下の仲間たちが大好きなんですよ)、何度見ても仕組みがわけわかんねぇくせに天一で綺麗な和傘フライング。色んな種類のフライングが見られるのは本当に楽しいですね。

特にリボンフライングの美しさは何にも代え難いものがあります。命を燃やす赤を翻しながら飛ぶ様は世界中の人に見てもらいたい芸術。全人類、死ぬ前に堂本光一のリボンフライングを見るべき。もはや人生における必修科目といって過言ではありません(過言では?)。

いやでもフライングに関しては色々心配にもなりますし毎年毎回怪我しないかとヒヤヒヤしてるんですが、当人はそんなこと気にせず本当に空を飛ぶように舞ってるからなぁ。そういうところも儚いというかそれ故に美しいというか、いい意味で人間味がないなと思います。そこがまたフライングの美しさを際立たせているんだろうな。


・そして最後の最後、夜の海の美しさですよ……イントロ最後あたりで指先を映してくれたカメラ、GJ……美しいです……!

光一さん、ダンスに関しては指先まで緻密に計算された動きをしてくれる方なので、本当にこの手のダンスが映えるんですよね……夜の海は特に、コウイチにとって最期の晴れ舞台なわけですから。人生の最後の瞬間、命を表現するため無駄が削ぎ落とされた極限の美しさを体現するダンスは本当に素晴らしいと思います。

夜の海〜大桜の流れが本当に好きなんですよね。先にも言ったんですが仲間と本当の意味で分かち合った、そんな最期になにかを掴むんですよ。そして笑顔で倒れ…………倒れない!?マジすか!?ここも演出変わってたんですね……(暗闇の中必死でネックレス取ってる光一さん想像してちょっと笑っちゃったのは秘密)

 

・仲間の背中を見据えてから大桜の下で消えるシーンが良いですね、けどやっぱライバルがコウイチを抱き抱えて泣いたり切ない顔したりするのが好きなんですよね〜‼️あれ見ると「あぁ、やっぱ消えたんだ……」とこっちも貰い泣きしてしまう。けど今のも好き。懐古厨、切なさと愛しさの狭間で揺れる。

 

 

☆変更点で悲しかった所(※超個人的見解)

・ニューホラのブーツ……あれ前はシューズだったじゃないすか……飛ぶ車に乗るときのダサ靴下鑑賞が私の趣味の一つだったんですよ……(んなもん趣味にすな)

なんであそこブーツにしちゃったんだろ……いや好きなんですけどね……?


・Dancing On Broadwayの衣装も変わっちゃっててカナシ〜〜でしたね、ジャケットは黒の方が落ち着いてて好きだったんすよね〜〜しかもなんでサスペンダー無しにしてしまったんですかね……サスペンダーが性癖の民は悲しみで泣きそうでした…………でも公式ストリップは美味しいのでもっとやれください。ボウタイを解く仕草がえっちですしそのままシャツも……

\(光ちゃん)脱いで/

……ゲフンゲフン失礼しました。とにかく色っぽくて好きです。明るく歌った後のそれは反則ですよホント。


・上二つは許せる!けどJungle無くしたのはマジで!!許しません!!!!!いや許すけど(どっちやねん)

手かけのフライングが大好きだったんですよ、客席にググッと乗り出してくるあの迫力、臨場感が大好きで……火の演出もあり、リカとライバル役との掛け合いもあり見てて面白いナンバーだっただけにちょっと残念。

バラエティ豊かで面白かったんですけどね〜アレがなくなることによって一幕のオンブロードウェイの場面が綺麗にまとまりすぎて逆に寂しい……やっぱ間違いなく光一さん演出ですね。良くも悪くも。

もちろん変更に関して寂しいと思うことはあれど、あれはあれで良い形だとも思いました。逆にライバル役の見せ場がしっかり取れますしね。それはそれで。うん……(結局許せとらんやないかい)

 

 

☆ライバル役、またコウイチに関して思うこと

タツヤのライバルとしての立ち位置、ギラギラ突き進んでる様がまるでヤンキー、いやマジモンのヤンキーで笑いました(笑)

真面目一辺倒のコウイチに対して反抗心丸出しな感じがすごく痛々しくて、危うくて、ある意味ではユウマより若い感じがしました。そういう解釈面白いなぁ。切れたナイフ。

ヤラは焦燥感たっぷりの幼馴染、ウチは絶対に兄に追いつけない弟、ユウマは熟してないところを認められつつそれを嬉しく思えない若者、タツヤはヤンキー(笑)、ホントにライバル役の解釈の幅は広くて面白いですよね。


コウイチがライバル、またオーナーの演技によって年々人間味を帯びていくのを見るのが好きです。

トウマやリョウの時は完璧な人間像だったのに、ヤラや植草さん、オオクラの時には完璧であるが故の弱みを見せてきて。ウチや美波里さんが入ることで誰にも負えない責任感を持っていることを見せてきて、そこからユウマが入って誰にも頼れないコウイチの背中を知らされて。そこからタツヤが来ることによって、より真面目さを際立たせて雁字搦めになっている姿を見せられる。

どんどん人間味に溢れていくコウイチを見るのが年々楽しみで仕方ないです(ここ三年くらい行けてないですけどね‼️)。

逆に言えばライバルやオーナーがコウイチという役を作っているんだなとも思いました。深いぜSHOCK。

 

そしてふと思い出すこの歌詞。

変わっていくあなたの姿

どんな形よりも愛しい

この冬も越えて

もっと素敵になってね

ソロワにftrごとを出すのはなるべく控えたいのですが、どうしてもコウイチの姿を見るとその歌詞が思い浮かびますね。

 

 

というわけでポジ雑感以上です。

以下よりネガ雑感。一応配慮してますが読んで気分のいいものではないと思うので控えめに載せておきます。何で載せるかって?ただ言いたいからです。(……どういうことなの?)

 

 

 

 

 

☆ちょっと批判的なこと(※あくまで個人的な意見です)

・光一さんやっぱ歳取ったというか、もうちょっと発声の仕方を見直したらいいのになあと思ってしまったところがいくつかありました。正直声が馴染みすぎて聞こえないとことか、発声が出来てない所とか普通にありますよね。前者に関してはマイナーな声質故に仕方ないなと思いますが、後者に関しては改善の余地があるのではと思ってしまうので。専門家ではないので詳しい言及は避けますが。

声が伸びてる時はすごく綺麗で好きなんですけどね、それ以外の所で声が出てない所とか見ると本当に勿体無いなーと思います。舞台用に喉を作ってるのなら仕方ない部分もあるのかもしれませんが。

 

・リカに関して(※批判する意図はありませんがそう見えてたらすみません)

梅田さん、なんでニ年続投したの?って感じですね。一年でよかったかなと思いました。(まぁどっちの年も見てないんでお前が言うなって感じですけど‼️)

一幕のリカってコウイチに縋り付いてる(盲信してる)じゃないですか。それが二幕、コウイチの死によってはじめて一人で立ち上がるじゃないですか。女の底力みたいなの見せるじゃないですか。その瞬間が一番好きだしリカの見どころだと思ってるんですけど、今回はイマイチそういうの感じなかったんですよね〜。

なんというか梅田さん、愛嬌はあるんですけどおぼこすぎる気がします。コウイチへの想いが恋愛感情的な意味で好きというか、近所の兄に対する淡い憧れって感じに見えてしまいました。

特にそう思ったのが階段落ち前。あそこではもっとうるさいくらい「やめて!」って叫んで欲しかったですね。そこで「本当にこのリカはコウイチのこと好きなん?」って思っちゃったんですよね。好きだったらもっと本気で止めんか?(※個人的見解です)

その後のコウイチを刺す場面のリカのセリフも、タツヤの演技が強いからかより弱く聞こえてしまう。一幕でコウイチへの盲信または執着を感じられないのもあるから、かえって冷静な演技が仇になってる気がする。

あ、もちろん役の解釈に関しては自由ですけどね、私にはちょっと合わない解釈でした。

※まぁこの辺りは演出面での役の掘り下げ不足も作用してるかも知れませんが。個人的にはリカにももう少しスポットライトを当ててあげてもいいんじゃないかなと思います。

 

 

 

 

 

ネガ雑感おわり!

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました笑

 

 

ちなみに私がいちばん好きなリカはサントス・アンナさんです。演技の緩急がすごく上手くて、役の解釈も一致してて大好きですね。コウイチを刺す場面の台詞回しは何度見ても泣けます。個人的にリカは可愛い系より綺麗系の方が好きなのでますます好き。総括すると好き。

過去の自分のレポによると2017年の松浦さんもすごく良かったらしいです。全然覚えてないんですけど……(一幕でのコウイチへの依存がすごく垣間見えて良いとは書いてありました)。それ以外のレポは紛失してしまったのでもう記憶がありません……どんなだったかな……。

 

まだエターナル観てないのでまた観たら雑感上げます〜それでは!